正史ネタが多い……かな?

三国志の古事とかそんなん記事一覧

苦肉の策

苦肉の策。なんだか難しそうな、いかにもことわざといった感じの言葉ですね。意味合いとしては、「計略を成功させるために、自分や味方をあえて苦しめる」といったもの。似たような慣用句に、「敵を欺くには、まず味方から」というものがありますね(意味合いはちょっと違うけど)。さて、そんな苦肉の策ですが、元ネタは三...

≫続きを読む

三顧の礼

普通に使いますよね。たぶん、「三国志は知らないけど三顧の礼は知ってる」という人は結構多いはず。というか、そもそもこれ自体三国志ネタだということを知ってる人も、けっこう多そうなものですが……。ただ、まあ当時は色々と情報が錯綜するものでして。実は知らない発見がある……かもしれない。さて、この言葉の意味は...

≫続きを読む

鶏肋

鶏肋、といえば、その言葉通り。鶏のあばらの事を指しますね。この部分、最近では鶏ガラという名称で普通に売られている部分です。見たことがある方はその形からピンとくるかと思いますが……身が少ない!基本的には鶏ガラで出汁を取るための部分として使われており、この部分を食用とする人はめったにいないのではないでし...

≫続きを読む

千載一遇

こいつも実用的というかなんというか、よく使われる言葉ですよね。意味合いは以下の通り。「滅多にない機会!」三国志なんて割と面倒な分野に興味を持つ方の事ですから、「そんなもん意味は分かっとるわい!」ってな感じでしょうね。実際、もう完全に日常会話の中に溶け込んでます。私ももう何回使ったかなんて覚えていませ...

≫続きを読む

月旦

月旦(ゲッタン)というと、元の意味は「月初め」という意味を指します。そこから派生した言葉ではありますが、最近では「人物評、品定め」という意味がありますね。お堅い人とか、見るからに偉そうな人とかが、この言葉を使っていたりはしていませんか? 私もこれまでに数度、この言葉を聞いたことがあります。では、なん...

≫続きを読む

十人十色

十人十色。意味合いとしては、「考え方も好みも性格も、人によって全然違う」というものです。っても、歴史なんかに興味を持つような方の中で、知らない人のが明らかに少ないような言葉ではありますが……実はこの言葉、語源に関しては完全に不明です。どこを見回しても、「わからん!」とさっぱりした回答が来るか、はたま...

≫続きを読む

白眉

ひとつの集団や集まりの中で特に群を抜いているものを、「白眉」と呼ぶことがあります。この言葉、たまーにテレビや本なんかでも使われますよね。どこか知的な表現なのに、普通に我々の生活になじんでいます。実はこれも、三国志に由来する言葉の一つです。言葉の意味は?この言葉の意味合いは、「群を抜いて優れたもの」と...

≫続きを読む

破竹の勢い

最近でも割とよく見かけくる言葉ですよね。竹は少しでも割れると、後はさほど力を入れなくても一気に割れるそうです。この事から、「一度ついた勢いが止まらなくなる様子」を表す意味合いとして使われています。うーん、どうにも戦争に影響しそうな話ですよね。さてこの言葉、これも三国志由来の故事成語なのですが……この...

≫続きを読む

兵は神速を貴ぶ!

響き、なんか格好いいですよねえ。孫子兵法の言葉だとか、そもそも造語だとか、なんか色々なことを言われてますが、実際どうなの?てな感じで、この言葉の意味とか出典をダラダラ書き連ねていきます。言葉の意味は?意味としては、「戦争は素早さこそ命」といったものになります。兵=戦争、軍隊という意味。つまり、戦争関...

≫続きを読む

ちょっと脱線

最近、本屋でも孫子兵法とかをしばしば見かけますよね。同じ兵法書でも、呉子、六韜、三略その他いろいろと……幾多の兵法書に水をあけて大人気です。曰く、「経営術にも応用できるから超おすすめ!」とか何とか。まあ、実際そんな謳い文句も理解できてしまうほど、現代に通用する部分が多い……というのが私の考え。さて、...

≫続きを読む


三国志編 お問い合わせ