三国志の世界
三国志を知った理由って、何ですか?
ゲームですか?
それとも、人に言われてでしょうか?
さて、三国志は、中国が魏、呉、蜀の三国に別れて戦争した時代のお話です。その戦争の中で多くの英雄が生まれ、そして志半ばで果ててきました。
勝者など一人もいない、悲しい結末を迎えるのもまた魅力ですね。いわゆる、滅びの美学というものでしょうか?
魏、呉、蜀の三国はすべて滅び、後に台頭してきた晋という国すらも、天下を握り平穏を享受した時間は、かなり短かったのです。
さて、そんな三国志の世界ですが、実は三国志という物語の始まりは、実際に三国に国が隔たれるより80年ほど昔からスタートします。
発端は党錮の禁と呼ばれる政治弾圧から始まり、圧政に苦しんだ民たちの反乱が、国中を巻き込んだところから。
中国全土がたった3つの国に絞られるまでの間に、いくつもの群雄が勢力を築き、そして消えていったのです。
三国志は、まさに滅びの美学とでもいうべきか……。
こういった人の生い立ちと滅び、そして涙あり笑いあり(!?)のドラマが繰り広げられる、確かに人を魅了する何かを持った物語。
ぜひ、その一端に触れ、楽しんでいってください。
※このサイトでは、あえて面白おかしな表現や「なんでそうなるんだよ!」的な解釈を多分に含みます。これも見方の一つということで、水鏡先生のごとく「よいぞよいぞ」と笑って聞き流してくださると幸いです。